まぐろ・かつおの解凍方法
購入したまぐろをより美味しく召し上がっていただくために、鮮度を保つ解凍方法をご紹介します。
※掲載当時の情報のため、一部異なる場合がございます。
まぐろ冊（さく）の解凍方法
ぬるま湯1L(30℃前後)を容器に注ぎ、塩35g(約大さじ2杯)を加えて中温塩水を作ります。
冷蔵庫から本日中に召し上がれる量を取り出し、表面を流水で洗います。
その後、ステップ１で作った中温塩水に５分ほど入れて取り出します。
取り出したまぐろは、布巾で表面の水分をしっかりと拭き取ります。
塩水処理をした冊は、布巾かペーパータオルで包んで皿にのせ、ラップをします。
常温で15分ほど置いておき、その後冷蔵庫に入れます。
この時に半解凍のままスライスして器に盛りつけ、ラップをして冷蔵庫に入れておけば、いつでも出してすぐに召し上がることができます。
不良保管や解凍の仕方を誤ると……
まぐろは鮮度が命！ 保管や解凍方法を正しく行わないと写真のような状態になる場合がございますので、ご注意下さい。
まぐろブロック【Aブロック・ABブロック・Cブロック・冊ブロック】の解凍方法
一度に4～5㎏の冊やブロック等を解凍する場合は、少し解凍方法が異なります。
まぐろと一口に言えど、部位によってさまざまな方法があるのです。
異物や雑菌の除去、品温上昇のために、流水で表面を洗浄します。冬場は約30℃の温水が最適です。
清潔な布巾で、表面の水分をよく拭き取ります。
数個のブロックを解凍する場合でも、グレース(氷膜)防止のために1個ずつ表面洗浄と拭き取りを行ってください。
ブロック全体を均一に解凍するため、コンテナ・タッパーに入れて常温で行います。
夏は20～40分、冬は60～90分が目安です。
ブロックに包丁が入る程度の半解凍の状態（品温-5～-8℃）になったら、お好みの大きさにカットします。
容器に中温塩水を用意し、ステップ4でカットした冊を2～3分漬け込みます。
表面が発色し、7分目くらいまで解凍できたらまぐろを取り出し、清潔な布巾で表面の水分をよく拭き取って下さい。
清潔な布巾を敷いた容器にまぐろがくっつかないように並べ、フタやラップをして15～20分常温で解凍します。
※この解凍後、容器に直接並べたり、まぐろにラップが付着していたり、くっつけて並べたりすると空気の通りが悪くなり、きれいに発色しません。必ず通気性のある清潔な布巾を使用してください。
解凍後は必ず冷蔵庫で保存してください。品温が5℃以上にならないようにご注意ください。
まぐろブロック【Kブロック】の解凍方法
主に寿司ネタ用に使われるKブロック。他のブロックと解凍方法は同じですが、中温塩水に漬けこまないのが特徴です。
異物や雑菌の除去、品温上昇のために、流水で表面を洗浄します。冬場は約30℃の温水が最適です。
清潔な布巾で、表面の水分をよく拭き取ります。
数個のブロックを解凍する場合でも、グレース(氷膜)防止のために1個ずつ表面洗浄と拭き取りを行ってください。
ブロック全体を均一に解凍するため、コンテナ・タッパーに入れて常温で行います。
夏は20分前後、冬は30～60分が目安です。
ブロックに包丁が入る程度の半解凍の状態（品温-5～-8℃）になったら、お好みの大きさにカットします。
清潔な布巾を敷いた容器にまぐろがくっつかないように並べ、フタやラップをして15～20分常温で解凍します。
※この解凍後、容器に直接並べたり、まぐろにラップが付着していたり、くっつけて並べたりすると空気の通りが悪くなり、きれいに発色しません。必ず通気性のある清潔な布巾を使用してください。
解凍後は必ず冷蔵庫で保存してください。品温が5℃以上にならないようにご注意ください。
カツオの解凍方法
カツオはまぐろと違って変色しやすい魚です。解凍スライス後、冷蔵庫で保管しても色の保持は半日程度。必要分のみ、こまめに解凍しましょう。
異物や雑菌の除去、品温上昇のために、流水で表面を洗浄します。冬場は約30℃の温水が最適です。
清潔な布巾で、表面の水分をよく拭き取ります。
数個のブロックを解凍する場合でも、グレース(氷膜)防止のために1個ずつ表面洗浄と拭き取りを行ってください。
ブロック全体を均一に解凍するため、コンテナ・タッパーに入れて常温で行います。
夏は20分前後、冬は30～60分が目安です。
ブロックに包丁が入る程度の半解凍の状態（品温-5～-8℃）になったら、お好みの大きさにカットします。
解凍後は必ず冷蔵庫で保存してください。品温が5℃以上にならないようにご注意ください。
