キアンティ
“歴史を纏う、深みの赤”
イタリアワインの代名詞「キアンティ」はフィレンツェ郊外で生まれる名酒です。
スーパー・トスカーナが登場し、世界各国から注目を浴び続けている一方で、ブームの立役者である醸造家たちは、最新の醸造技術を駆使してサンジョべーゼに立ち戻り、歴史あるキアンティの品質を劇的に向上させることに成功しました。
キアンティは、100%サンジョヴェーゼのものもありますが、規定としては、サンジョヴェーゼを最低でも75%以上使用。
黒い鶏のマークでおなじみのキアンティクラッシコは、サンジョヴェーゼを80%以上使用。
その他のブドウに関しては生産者ごとに、また同じ生産者でもワインごとに、そのブレンドが自由に決められます。
よって、価格帯、味わい、用途が実に幅の広いものとなっています。
その分、選ぶのが難しく感じることもあるかもしれません。
今回は、特にしっかりとした果実味とコクが感じられる、どこか一本筋の通ったキアンティをセレクトしました。是非お試しください。